写真術 No.19 絞りの効果・その1 | 風呂猫 [CAT PHOTO ART]

写真術

写真術 | No.19 絞りの効果・その1

絞り4238.jpg

部屋の中で写真を撮っていると、背景がハッキリ写ってしまい、見せたくない物もハッキリ写ってしまいます。
この写真、久々にうちの子こっちを向いてくれて、かわいく撮れたのに、壁の汚いのが見えている、残念‥‥ 
そんな場合は絞りを活用しましょう。(一眼レフなどの絞りが変えられるカメラのみ対象)
作例写真を見てください。左は絞りF4、右は絞りF8 絞りの数字が多くなるほどピントの合う範囲が広くなり奥までピントが合います。開放気味の絞りの数字が小さくなるとピントの合う奥行きの範囲が狭くなります。
左の写真の絞りF4は猫ちゃんの顔だけにピントがあい、背景の壁はぼけています。右の写真F8だと壁の汚れまではっきりと見えています。
絞りを意識して替えるだけで写真の仕上がりがこんなにも違うのです。
絞り優先モードにすると、好きな絞りに設定できます。

撮影例

絞りの撮影例絞りの違いによる写り方の違い(クリックすると拡大表示できます)