本象牙 招き猫
象牙製招き猫。さりげなく招いた手が、写実っぽくなるように工夫しました。耳と目だけ着色しました。根付として使用出来るように、でっぱりを少なくし360°どこから見てもおかしくないよう彫刻しました。胴と尻尾のすき間に紐を通して使用します。
- 作品番号
- 9
- 作品概要
- 幅2×奥行3×高さ6cm 素材:象牙
五十嵐俊介 / Shunsuke Igarashi
人形絵師プロフィール
1971…五十嵐家の長男として埼玉県に生まれる。
1992…小学生の頃から父・健二の師事を仰ぎ、張子人形に携わるが、大学在学中のこの年に、新たに造形の基礎を学ぶために、細工師「有芽屋・3代目」の鈴木栄三師に弟子入りをする。
1995…大学卒業と共に「張子師」の修業を本格的に開始をする。その他飴細工も「張子」の修業の一環として熱心に学ぶ。
1997…この年に「飴細工師」としての免許皆伝。正式に「4代目」を襲名。
「張子師」としても本格的に活動を開始し、父の仕事の補佐をしながら、作品を発表。
また飴細工師としても個別に活動し、各種のイベントを精力的にこなす。
「東京職人会」のメンバーとしても全国各地で活動する。
テレビ朝日「伝統を継ぐ若者達」出演。
テレビ埼玉「さわやか彩の国人物紀行」出演。
テレビ東京取材。
1998…北海道の中学生からバスツアーで取材を受ける。
台湾で「日本の伝統芸」のイベントに参加。好評を博す。
1999…万国御菓子博覧会にて「飴細工師」として出演。
2000…ギャラリーワンネスにて初個展。
2001…ギャラリーワンネスにて2回目の個展。
浅草松屋ギャラリーにて個展。
テレビ東京「伝統の技特集」出演。
雑誌「武州路」取材。
東京新聞「ショッパー」取材。
アメリカ・LAのコンベンションセンターにて「JAPAN・EXPO」のイベントに参加。
2002…ギャラリーワンネスにて3回目の個展。
浅草松屋ギャラリーにて個展。
埼玉伝統工芸会館にて「昔話展」の個展。
その他各種百貨店にて職人展展開。
2003…「若手職人会」のメンバーとなる。
本格的に焼き物を始める。以後、張子・飴・土を主として精力的に造型活動を展開中。