2011年出展作品
共鳴 ーResonanceー
大きな哀しみに打ちひしがれた時、暗闇の中に微かに射した光は、生きとし生けるもの全ての命を慈しみ大切にする心でした。そして、その哀しみに静かに寄り添い、今は小さく見えるかもしれないけれど、必ずそこにある希望を信じること。歩む速度は人それぞれですが、共に思い合い、響き合い、前を向き、一歩一歩歩いてゆきましょう。
- 作品番号
- 38
- 作品概要
- 幅40×奥行3×高さ51cm 素材:版画紙、和紙
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桐山 暁 / Akira Kiriyama
イラストレーター/版画家プロフィール
2004年春、ひょんなことから仔猫たちと出会い、共に暮らすようになりました。それまでは、動物を描くことなど考えてもみませんでしたが、一緒にいる時間が増えてゆくにつれ、彼らを描きたいという思いが強くなりました。
そして、これもまたひょんなことから、前々から興味のあった銅版画を勉強する
機会を得ました。猫をモチーフにしよう!と思い、現在に至ります。……まだま
だ、まだまだ道の途中です、が、心躍る道のりです。物語の感じられる作品を、そして、心のどこかがあたたかくなるような物語(絵本)を創ってゆきたいと思っています。
- 1959年
- 東京生まれ、神戸市在住。
- 幼少期、たくさんの絵本や翻訳児童文学に出会い、大きな影響を受ける。
- 1981年
- 日本女子大学文学部卒。
- 2000年
- Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター:ドローツール)と出会い、パソコンでイラストを描き始める。
- 2002年〜
- WEBイラストなどの仕事を始めるかたわら、ポストカードや豆絵本などをオリジナル作品を制作。また、モダンダンスの舞台用小道具・大道具のデザイン・制作に関わる。ギャラリー企画展などにも参加。(大阪・東京・埼玉)
- 2006年〜
- 伊丹市立工芸センターにて、銅版画家山本善一郎氏、木口木版画家齋藤修氏に師事。
- 2008年
- 所沢ギャラリー「花信風」にて個展。(銅版画・ペン画)