2013年出展作品
招き猫七福神
一枚の紙をカッター切り起こし、切り離さず、つけ足さず、その紙の上で組み合わせて作る技法です。平面(2次元)と立体(3次元)の世界の間をいったりきたりする「2.5次元のペーパークラフト」と呼ばれます。
弁天猫を中心にずらりそろったおなじみ七福神猫の面々は、あなたに七倍の福を招きます。
- 作品番号
- 28
- 作品概要
- 幅80×奥行30×高さ100cm 素材:紙
黒須和清 / Kazukiyo Kurosu
ペーパークラフタープロフィール
一枚の紙をカッターで切り起こし、切り離さず、付け加えずそこに何かを組み立てる、平らな紙から立ちあがったオブジェはそこに存在するように見えて実は無い、どんなに複雑なお城も楽器も一枚の紙・・
そんなまぼろしのような魅力にひかれてもう30数年平面(2次元)から立体(3次元)に抜け出す途中にあるオブジェだから2.5次元と呼んでいます。オブジェのうしろにできた不思議な形はパーツのぬけあと、つまりオブジェの展開図です。偶然何かの形に見えることもあり、そのマッチ、ミスマッチ感も含めて作品にしています。
1955年生まれ。
東京教育大学教育学部芸術学科構成専攻卒
卒業後フリーのクラフターとして工作教室などをしながら作品制作
1985年 「アトリエヌーボーコンペ」に入選、初個展
1993年 第3回「紙わざ大賞」大賞受賞
2002年 「TVチャンピオン」新ペーパークラフト王戦、準優勝
2004年 アメリカワシントンD.Cのナショナルビルディングミュージアム
「折り紙建築まつり」にてペーパークラフトパフォーマンス