2015年出展作品

縄文土偶形シャーマン招き猫

作品は土器製に漆を塗って仕上げました。
腰飾りは地元出土の骨角器で、人骨の腰の部分にあったので、そう呼ばれています。全国でも類がないので、これを持つ人は特別な人であったのでは、という説もあります。今回エゾ鹿の角で正確に模倣1/3縮小版を作りました。
1万3千年もの長い間豊かで平和で優れた文化、芸術を築いた縄文の人々に想いを寄せて、土偶形招き猫が左手を上げて願うものは、天と地と人類の平和です。

作品番号
38
作品概要
幅13×奥行12×高さ28cm 素材:土器、漆、エゾ鹿角

佐京三義・和子 / Mitsuyoshi & Kazuko Sakyou

陶芸家

プロフィール

ギャラリーはすべて「よみがえる縄文の美」をテーマにしています。
陶器に縄文文様を彫刻した茶道具、日常品、オブジェ等を制作、又、縄文の漆塗の作品も再現しています。縄文時代の骨角器からヒントを得て、本物のエゾ鹿角を加工して、それに縄文文様を彫り込んだペンダントやキーホルダー、ペーパーナイフ等も制作しています。陶芸にこだわらず、様々な素材の作品を今後も作っていきたいと考えています。

陶芸は独学で20年、縄文ボランティア活動20年
自宅ギャラリー開業10年
3年間に一度、縄文をテーマにした個展開催
財団法人陶芸文化振興財団主催 抹茶茶碗コンテスト 大賞グランプリ受賞
猫は個展のマスコットとして制作