2016年出展作品
七福猫神宝船 -大賞受賞作品-
昔から良く知られている七福神の宝船です。
人々に幸せを運んでくれる おめでた~い神様たちを全員猫で表現しました。
恵比寿天。大黒天。毘沙門天。弁財天。
福禄寿。寿老人。布袋尊。
この中に日本の神様が1人だけいます。
誰でしょうか?
- 作品番号
- 46
- 作品概要
- 幅50×奥行40×高さ40cm 素材:陶土 他
杉原 京 / Miyako Sugihara
陶人形作家プロフィール
陶土を使い、陶人形を作っています。
焼成後、固く締まっても柔らかく動き出しそうな作品、あたたか味があり、見る人を、ホッと和ませる様な作品を作って行きたいと思っています。
名古屋生まれ
愛知県立旭丘高校 美術科卒
名古屋造形芸術短期大学洋画科卒
愛知県窯業高等職業訓練校修了
平成の招き猫100人展 毎年出品
瀬戸クラフト協会会員
雛人形、五月人形、干支、招き猫など 一つ一つ手作りしています。
第17回日本招き猫大賞
第17回「日本招き猫大賞」は、2016年9月に開催した第18回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、杉原京作「七福猫神宝船」に決定しました。
受賞理由
「福」の帆を揚げて大海原に乗り出す宝船。舳先には船の守り神、招き猫が鎮座している。よく見れば、乗り込んだ面々もおめでたい七福神猫たち。恵比寿天や弁財天などひとりひとりの特徴をとらえ、表情豊かに仕上げている。沢山の要素をうまくまとめ、すみずみまで神経をめぐらせて破綻なく、しかも観ていてほのぼのとする作品となっている。土味を生かしたナチュラルな彩色も美しく、大作ながら軽やかな印象を受ける。作者のなみなみならぬ力量がうかがえる。
大賞受賞者個展
「土こねこねこだらけ」
会期:2017年9月23日(土)~10月1日(日)*9/26(火)休館
開館時間:10時~18時
会場:新世紀工芸館展示棟2F