●日本招き猫大賞2017受賞作家個展/加悦雅乃「雅に招く 猫づくし」(愛知瀬戸)
会期:2018年9月29日~10月8日 *火曜休館
会場:瀬戸市立新世紀工芸館
営業時間:10:00~17:00
日本招き猫大賞2017を受賞された加悦雅乃さんの受賞記念個展。伸びやかで自由な作品の数々をお楽しみください。*会期は10月8日まで。なお、加悦さんはスタンプラリーうちわ、福々ランチボックス、瀬戸焼きそば絵皿、スタッフTシャツなどのデザインも担当。今年の瀬戸は加悦さんパワーが席捲します!
■日本招き猫大賞2017受賞作品
加悦雅乃「招き猫建造祭」
作品概要
幅53×奥行41×高さ60cm 素材:石粉粘土
猫の町に猫の職人達が腕によりをかけて大きな招き猫を
酒を飲み、笑い、昼寝をしたり、お祭り騒ぎで造り上げている様子です。
受賞理由
猫たちが自分自身の手で守り神たる巨大招き猫を建造している様子を描いて見応えがある。発想の面白さと大きな作品を破綻無く、すみずみまで神経を行き届かせて作り上げている点が評価された。中心となる招き猫像そのものが美麗な修飾を施され気品を感じさせる。巨像のてっぺんで祝いの盃を傾ける親方猫の会心の表情もよい。
加悦雅乃 Miyano Kaya
プロフィール
神社仏閣の彩色を職業とする父、絵画教室を営む母の元1999年京都で長男として生まれる。2歳から筆を持ちいつも絵を描き遊んでいた。家に猫がいることもあって猫を題材として描くことが多く、小学校6年生の時「ひだまり」という題で猫の絵を描き、第47回新創美術展において初出展ながら尼崎教育長賞を受賞。12歳から猫作家を本格的に目指し、現在17歳にして数多くの絵画賞を受賞する。大胆な構図と繊細な筆使い、父から学んだ伝統的技法を用いながら現代的な感性で表現した猫の絵が評価されテレビや新聞など脚光を浴びる。父から学んだ伝統技法を用い、現代の感性と融合した新しいアートを猫というモチーフで表現し、日本の美を多くの方に感じていただきたいと思います。