見ての通り「千成猫」は「瓢」の集合体で立身出世を、「萬両猫」は「打出の小槌」の集合体で一獲千金を表す。
人間の欲望を10種類のキーワードで作品化していくシリーズの第一弾。次回お楽しみ。

作品番号

49

作品概要

・高さ／180cm ・素材 ／金箔、銀箔

多田文昌 / Fumimasa Tada

美術家

プロフィール

64年生まれ。広告写真家として活動するかたわら、90年より独学で版画、篆刻を始める。93年コカコーラ「茶流彩彩」シリーズのパッケージのために水墨画作品を作成。94年小学館「Oggi」にて「天蓋十二宮占術」連載開始。95年藤井フミヤ氏のCG作品のために落款を作成。９７年新潮社刊「少年詩篇」（佐伯一麦氏著）の装丁、挿画を手がける。同年芸術新聞社より自著「ハンコで遊ぼう」刊行。99年ユニセフの2000年の年賀状のために作品を提供。現在まで個展15回。日本カリグラフィー協会および朝日カルチャーセンター・横浜にて講師を勤めるほか、広告、雑誌などジャンルを問わず活動。
1964年1月　兵庫県生れ、幼少の頃から考古学に興味をもち、古代の遺物を収集
1990年9月　広告写真家のかたわら独学で篆刻、石彫版画を始める
1993年1月　コカコーラ茶流彩彩シリーズ（6種)のパッケージのために水墨作品を作成
1993年4月　ことばのお店ギャラリー（原宿）にて個展（版画、篆刻）
1993年12月　新宿住友ビルにて個展（版画、篆刻／TBSラジオ主催）
1994年1月　小学館「Oggi」にて「天蓋十二宮占術」連載開始（6年間）
1995年4月　藤井秀樹氏写真展「一花一葉」（コンタックスサロン）に篆刻作品を出品
1995年7月　藤井フミヤ氏の個展「FUMIART2」のために落款及びマーク作成
1995年11月　成城マザーグースアンティークギャラリーにて個展(版画／佐藤美術主催）
1995年12月　原宿ギャラリーにて個展（版画、タイポグラフィ）
1997年4月　日本カリグラフィー協会にて講師始める
1997年 7月　八ヶ岳高原ロッジにて個展（版画／プリムス主催）
1997年8月　新潮社刊「少年詩篇」（佐伯一麦著）の挿画・装幀
1997年9月　銀座コルタにて「少年詩篇」挿画展（版画／ギャラリーオープニング企画）
1997年12月　芸術新聞社刊「ハンコで遊ぼう！」発行
1998年2月　銀座伊東屋9階ギャラリー「絵手紙と石のハンコ」に一字印500点展示
1998年5月　かなかなにて「終日弄石」落款および遊印500点展示
1998年6月　朝日カルチャーセンター・横浜にて講師を始める
1998年7月　八ヶ岳高原ロッジにて個展（版画／プリムス主催）
1998年12月　善慶寺にて「版画と石のハンコ」一字印500点、版画50点展示
1998年12月　洗濯船にて個展（新作版画展28点、一字印574点）
1999年2月　銀座伊東屋9階ギャラリー「絵手紙と石のハンコ」に一字印500点展示
1999年7月　八ヶ岳高原ロッジにて個展（版画／プリムス主催）
2000年2月　ビジョン企画出版社刊「30分でできる！石のハンコ講座」発行
2000年2月　銀座伊東屋9階ギャラリー「絵手紙と石のハンコ」に一字印600点展示
2000年5月　NHK文化センターにて講師を始める
2000年9月　八ヶ岳高原ロッジにて個展（版画／プリムス主催）