2006年出展作品

あ・うん

神社や寺院の入口の両脇に魔よけとしておかれている狛犬。 場所によって各々違っていて見るのが楽しい。 「狛猫」があってもよいのではないかとふと思った。
「あうん」とは「万物の初めと終わり」と書かれている。 又、ヒンドゥー教の解釈では「ア」は意識が醒めている状態「ウ」は夢を見ている状態「ン」は夢を見ていない眠りともある。 狛猫たちに「夢の世界」へいざなってもらおう・・・ そんな思いを込めてみた。

作品番号
34
作品概要
幅15×奥行15×高さ20cm(二体) 素材:石粉粘土

渋谷ちづる / Chizuru Shibuya

イラストレーター

プロフィール

主に立体イラストレーションを制作 広告、雑誌を中心に活動、 その他にもキャラクターデザイン、ディスプレイ、商品(ポストカード等)の制作も手がける。


1962年、大分県生まれ
武蔵野美術短期大学美術科油絵専攻卒業
デザイン会社、広告代理店を経て
91年にフリーのイラストレーターとして活動を開始
イラスト(立体、平面)デザイン、ディスプレイ(オブジェ)の制作などを手がける
97年より招き猫の制作を始める 石粉粘土、陶土(焼物)で制作