2008年出展作品
乾坤一擲(けんこんいってき)・勝負猫
勝負は時の運と言いますが、その運を強引に引き寄せる招き猫です。
乾坤一擲とは、運命を掛けて大勝負をすること。麻雀の国士無双や花札の五光のように、滅多に揃わない大役を引き寄せる勝負猫は、人生の様々な場面での大勝負に打ち勝つ『運』を引き寄せます。
(厳しい表情には、ラス牌を引くときの念がこもっています。)
- 作品番号
- 46
- 作品概要
- 幅12×奥行12×高さ21cm 素材:オーブン陶土
春原有希 / Yuki Sunohara
造形作家プロフィール
平素はしがない印刷屋ですが、招き猫の蒐集が高じ、オーブン陶土で招き猫を作っています。
100人展に出展出来たご縁で、九谷焼の原型製作にも携っています。
まさに、招き猫が取り持つ縁!招き猫効果恐るべし!
作品は、『新しくも懐かしいもの』を目標に、
昔からそこにあったような風情を醸し出せるよう、心がけています。
1969年 京都生まれ
1988年 京都市立銅駝美術工芸高等学校 図案科 卒業
1990年 国立高岡短期大学 工芸学科 金属工芸専攻 卒業
1991年 同研究生 終了
1990年 富山県展 出品(彫塑)
1997年 ドールハウス個展 開催(富山県戸出市、井波市)
1998年 雑誌「私のドールハウス」作品掲載(6号 11号)