あんぜんこうふくねこ安善興福猫 -大賞受賞作品-
心安らかに善き事をすればおのずと福が自分の中から湧き興る。
琵琶をひく猫の中からは自分の内側からさらなる福を呼びこむ
よび水のような福があふれ、そんな猫がこしかけ、おしつぶす
のは病や厄をあらわす赤どくろ。
安らかでよい事をしていれば何があっても問題ナシ!
心のプラシーボ効果とでもいうべき福猫です。
- 作品番号
- 76
- 作品概要
- 幅20×奥行20×高さ35cm 素材:石粉粘土
まいけるからわた / MichaelKarawata
マンガ家/イラストレータープロフィール
怪獣から神さままで、他人から見るとストライクゾーンの幅が広すぎてとりとめがないようです。しかしそれらをつなげるのが自分というキャラクター。いずれ、怪しきも神々しきも1つになった作品を目指しています 。
◎日本生まれ
1990年頃から、ほそぼそとまんが家生活開始。
TV番組の怪人デザインなどを担当するかたわら、粘土造形を続ける。
○ざっくりとした予定
2009年9月 平成の招き猫100人展 参加 3年目
福々ランチのデザイン
11月 東京銀座ミレージャギャラリーにて グループ展 参加
2010年1月 東京ギャラリー猫町にて個展
造型イベントワンダーフェスティバルには毎回参加。
第10回日本招き猫大賞
第10回「日本招き猫大賞」は、2009年9月に開催した第11回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、まいけるからわた作「安善興福猫(あんぜんこうふくねこ)」に決定しました。
受賞理由
口から小さな招き猫を吹き出すというインパクトの強さが印象的。空也上人などの仏像を彷彿とさせる造形、頭巾、琵琶、鈴、腕輪などひとつひとつに意味を込めたアイテム、抑えた色合いの美しさ、立体作品としてまとめる技術の高さが評価された。まいける作品には、アニメ、フィギュアといった日本の誇るサブカルチャーと、伝統的な仏像美術の融合ともいうべき独自の世界が感じられる。
大賞受賞者個展
大賞作家・まいけるからわたさんの個展は「第15回 来る福招き猫まつりin瀬戸」期間中の2010年9月25日~27日、愛知県瀬戸市の新世紀工芸館の展示棟2階で開催。