陽がとっぷりと暮れて電柱に灯がともる頃、飼い猫は外でご主人様のお帰りを今か今かと待ちわびています。忠？猫と言えば聞こえはいいのですが・・・いやいやそれ以外の下心でもあるのでしょうか。早く帰宅して温かい懐に抱かれたいのか、おなかが空いて早く食事でもいただきたいのか。まぁそのあたりは猫の気持ちにお任せして。意外とそのように思っているのは、飼い主の方なのかも知れません。
秋の夜の星空の下、猫達ののどかな風景をイメージしました。

作品番号

58

作品概要

幅47×奥行32×高さ47cm　素材：陶磁器

谷口 務 / Tsutomu Taniguchi

陶芸作家

プロフィール

幼い頃より、とにかく細かい物が好きで、まねき猫も、わずかに掌に乗る小さなサイズのオブジェを製作しています。
これからも、スモールサイズにこだわりつつ、ストーリー性と背景もトータルに演出できる様な、遊び心豊かな、CAT'S WORLDを表現していきたいです。

1961　滋賀県甲賀市に生まれる
1981　芦屋芸術学院デザイン科　卒業
2000　総本舗　にゃんこ亭　　　始動
2006　舞鶴クラフト　　　　　　参加
2007　湖東ヘムスロイド　　　　参加
2008　アート長浜（AIN）　　　 参加