家族の幸福を招く、親子招き猫です。
入れ子構造になっていて、赤ちゃんはお母さんの中に、お母さんはお父さんの中に収まります。
入れ子と言えば、箱根七福神の縁起の良いイメージがあり、また、ロシアの入れ子人形マトリョーシカには子宝の願いが込められていることから、家庭円満の願いにふさわしいと思い、入れ子の招き猫をデザインしました。
また、それぞれが起き上がりこぼしになっているので、揺らして遊んでみて下さい。

作品番号

49

作品概要

幅11×奥行11×高さ11cm　
素材：木（メープル、カシ、黒檀、紫檀 等）

鈴木智子 / Tomoko Suzuki

おもちゃ作家

プロフィール

大学の卒業制作で木製の玩具を作った事から始まり、現在ではおもちゃの他にオルゴールやアクセサリー、雑貨などをつくってクリエイターズマーケットや覚王山祭に出店しています。
何を作るときでも、目指しているのは「木の温かみが伝わる作品」。
木挽きろくろを使い、まるくて優しい作品を作っています。
木そのものの素材感を生かすため、塗装で色を着けることは避け、異なる色の木を組み合わせることで表現します。顔などは焦がし絵で描きます。仕上げは、赤ちゃんがなめても大丈夫なオイル塗装です。
今後も玩具や雑貨を公募展に出し、個展にもチャレンジして多くの方に自分の作品を知って頂きたいと考えています。

・H２０　愛知教育大学　芸術系　図画工作科　卒業
・H２１　「丹波の森ウッドクラフト展」優秀賞受賞（共同制作者：大蔵敏彦）