子宝招き猫
親猫の愛情深さと子猫の愛くるしい仕草を表現。
私自身、2人の子供も大人になってしまい、私に甘える事はありませんが、今でも抱きしめたくなるほどの愛情で接しています。
そんな親心(猫心)を形にしてみました。
頭の上にはおしめと哺乳びんの入った風呂敷をのせ、健康に育った事を感謝しながら、可愛い子猫の招く手とでんでん太鼓が子宝運を呼び寄せす。
- 作品番号
- 58
- 作品概要
- 幅17×奥行17×高さ20cm 素材:紙粘土
田中かずみ / Kazumi Tanaka
プロフィール
私が子供の頃は、工作になる材料が少ない時代でしたので、捨ててしまうような物を大事に取って置き、思いつくまま創造の世界に没頭していました。
どんな事でもとことん納得するまでやり遂げないと気が済まない凝り性で、人から見たら無駄な物ばかりだったかもしれません。
でもそれが今では作品作りのアイデアとなり継続出来る原動力になっていると思います。
唯一物作りの根底が覆されたのは猫作りでした。
「なぜ猫にならないのか?」毎日粘土と格闘して、何百個作ってもその中で満足出来るのはほんのわずか、まだ着色していない猫の方が多いかもしれません。
これからの作品の傾向として、顔や手が動くからくり猫や母となり子供と共に経験した思い出を織り交ぜながら、人間に一番近い猫にその思いを込め制作して行こうと思います。
「猫ってこんな仕草もするよね」と思わずうなずいてしまう様な、楽しく心が癒される作品になれば良いですね。
・通信教育にて人形制作を学び、その後うさぎやねずみ等、
動物をモチーフにカントリー調の作品を制作。
・1994年 主婦と生活社「私のカントリーNo.8」でドールハウス2作品掲載。
・1996年 ひかりのくに(株)「紙ねんどの小物集」に8作品掲載。
・1997年 第14回東急ハンズ大賞展にてドールハウス入選。
・瀬戸の招き猫祭りがきっかけとなり、猫を作り始める。
・2002年8月(株)世界文化社「第7回家庭画報大賞展」にて猫の七段飾りのお雛様「準大賞」。
・2003年「猫びより」No.11号で準大賞作品と制作中の作品が紹介される。
~現在までの展示活動~
・名古屋、栄(ガレリア・デ・アルテ、猫展)・豊田ガーデン(花遊庭コテージ・アートフェスティバル)
・八ヶ岳(おもだか屋・アートステージ) ・岐阜市(ギャラリーはなのわ、猫展)
・名古屋、栄(ギャラリー両口屋是清、猫展)・瀬戸(平成の招き猫100人展)
・倉敷市(ギャラリー十露、猫展) ・栃木県(もえぎ城内坂店、平成の招き猫展)
・東京(丸善日本橋店、平成の招き猫展) ・倉敷市(ギャラリー十露、お雛様展)
・瀬戸(おもだか屋・お雛様展) ・福岡(丸善福岡ビル店、平成の招き猫展)
・豊田ガーデン(アートフェスティバル)
・東京、谷中(ギャラリー猫町、笑美寿猫展Ⅰ) ・豊田ガーデン(笑美寿猫展Ⅱ)
現在自宅にて紙粘土人形教室を開講