2011年出展作品

四神招猫之絵図(しじんまねきねこのえずきりえ)

天の四方を守護し、四季を象徴する四神(青龍・朱雀・白虎・玄武)それぞれを従えた招猫神たちを表現しました。大地を鎮め、時を司り、未来に夢や希望をもたらすと言われています。その中央には、四神招猫たちを司るある生き物が現れています。その姿を見た人に幸運が訪れるとも…ぜひそれがどこにいるのか見つけてみてください。

作品番号
48
作品概要
幅25(1枚)×奥行1×高さ50cm 素材:きりえ

松風直美 / Naomi Shoufu

カミノモノツクリ

プロフィール

紙のモノツクリ。
主に切り絵の画法で猫というモノを描く。紙を切るというシンプルな技法で、どこまで猫のしなやかさ・美しさが表現できるか、試行錯誤の日々だけれどそれが楽しみでもあるのです。そして時折、紙に「ことば」も刻みます。日本の文字は美しい絵であり、大事に残してゆきたいモノです。生きている猫と文字を、意思を持った猫を、物語のある猫たちを、作ってゆきたいと思います。

1990年
デザイン会社勤務を経て独立。以後フリーランス。
1992年
工芸村「ことうヘムスロイド村」に参加。
1992年
ギャラリーCASA個展(京都)
1995年
猫をモチーフに切り絵を作りはじめる
1998年
自宅隣にアトリエを開設
1999〜2003年
近江文化財研究所 個展(近江八幡市)
2000〜2004年
いい福まつり 個展(彦根市)
2001年
ホームページ「ねこてもり」開設
2002年
アトリエ隣にギャラリー松庵オープン
2002年
ニューヨークの招き猫展参加
2003年
来る福招き猫まつりin瀬戸にて個展
2004年
「招き猫の宮」(菊地真・荒川千尋著)挿絵
2005年
高島屋ミニ個展(岐阜)
2005 年
フランス(リモージュ)・イタリア(ルッカ)の招き猫展参加
2001〜10年
ギャラリー猫町 個展(東京)
2004〜2009年
「猫の集会」(ヘムスロイド村)主催
2005〜2009年
陶と紙展 酒遊館(近江八幡市)
2003〜2009年
町屋と猫のイベント「猫の宴」開催
招き猫まつり、イベント、グループ展多数参加
以後、紙に関わった作品を作り続け、現在に至る。
著書「うそうそ時にその猫はやってくる」戎光祥出版より2004年刊行
「京ことば猫トランプ」2006年刊行