『旅するたまご』シリーズは、私の心に旅してきた光や風や匂いや想いから生まれた、ひとつの心象風景です。粉や粒状のガラスから創るオリジナルガラスなどを使って、ステンドグラスや独自のワイヤーアートの技法などを用いて創っています。イースターに見られるように、たまごは復活のシンボルです。『GATTO君のHOMETOWN』は、心の奥に抱いている故郷へのぬくもりを表わし、被災地の復興と、心に傷を負った多くの人の心に、新しく生まれくる希望を祈るものです。そんな想いが、見て下さった人の心にも、旅していきますようにとの想いも込められています。

作品番号

47

作品概要

幅22×奥行22×高さ28cm　素材：オリジナルガラス、ガラス、ワイヤーなど

児山 梨香プルチーノ / Rica-Pulcino Koyama

ガラス作家

プロフィール

ほのぼのとした、毎日の小さな幸せを大切に暮らしています。
物創りは、そんな私の想いの結晶。
見てくださる方の心の中に、
ぽっちりと幸せの灯りが点ったら、
それはなにものにも代えがたい幸せです。

横浜生まれ。
１０代〜２０代と主にヨーロッパを一人旅してガラスの美しさに心を惹かれる。
帰国後、ステンドグラス工房のアシスタントを勤めながらオリジナルの創作活動を始める。
幼かった頃の記憶や思い出、旅のカケラなどを集め「小さかった頃の私が見たかったもの」をテーマに絵本のようなメルヘンチックな作品創りを目指す。

出展履歴
展覧会・講習会講師・多数
「かわさきガラス WORLD 2011」人気投票3位