2011年出展作品
郷土玩具 富山土人形 子福猫
明治時代の富山土人形の古作の流れをくんで、親猫が7匹の子猫を抱き、2匹がまわりで遊んでいる“子福猫”を制作しました。泥絵具、胡粉を膠でといて彩色し、赤色や紫色のてりを大事にしています。
- 作品番号
- 80
- 作品概要
- 幅16×奥行15×高さ26cm 素材:粘土(素焼)
古川圭子•藤田清枝 / Keiko Furukawa ・Kiyoe Fujita
土人形づくりプロフィール
土人形の制作を初めて20年です。
富山土人形の120年の歴史の中で廃れて消えていった土人形の掘りおこしをしています。忘れてしまっていた懐かしい土人形を自分達の手で再現し、復活させています。昔のものをそのままに制作する中で、土のやさしさや、泥絵具のぬくもりを感じる毎日です。
- 平成4年
- 富山市の土人形養成講座に参加する
- 平成5年
- 富山土人形工房にて土人形の制作を始める
- 平成11年
- 独立して土離窯を開く