2012年出展作品

立上がれ!にゃっぽん! -大賞受賞作品-

作品番号
37
作品概要

佐藤法雪 / Housetu Sato

猫人形専門作家

プロフィール

猫が好きな気持ちが高じて独学で猫人形制作を始める
しばらくはネット上だけで作品の発表をしていましたが
2010年1月を皮切りに猫人形専門作家としてイベント出展活動を始める。

作品の傾向
野良猫をモデルにすることが多い。
猫の自由気ままなスタイルが好き

目指す方向等
常に猫という対象を見つめながら、「猫の形態」の再現で終わるのではなく、
猫、その者の持つ「個別の生命観」を表現していきたいと思っています。

2004年3月
HP上で作品の発表を始める
2010年1月
六本木国立新美術館・平泉展入選
都内を中心に複数のイベントに参加する
2011年1月
六本木国立新美術館・平泉展・会友出品
2011年4月
銀座小野画廊2で個展開催
2011年5月
日本羊毛アート学園 猫科 主任講師に就任
2011年 7月
第19回日本テディベア with Friends コンベンション
第3回アニマルコンテストG部門にて金賞を受賞
都内を中心に複数のイベントに参加する
2012年1月
六本木・国立新美術館・第24回平泉展・会友出品 船岡賞受賞
2012年2月
「羊毛フェルトで作る〜リアル猫人形」刊行

第13回日本招き猫大賞

第13回「日本招き猫大賞」は、2012年9月に開催した第14回平成の招き猫100人展に出品された作品の中から、来場者、インターネットでの投票と審査委員の選考の結果、佐藤法雪作「立上がれ!にゃっぽん!」に決定しました。

受賞理由

真っ白い猫が二本足で立ち上がり、揺るぎないまなざしでこちらを見据えて手招きしている。きわめてシンプルでありながら強い印象を与える。胸元にくっきりと染め抜かれた日の丸の赤が日本を想起させ、思わず「がんばろうニッポン!」と声に出してしまいそうだ。
素材は羊毛フェルトだが、リアルに作り込まれた造形の確かさ、表情の凛々しさが、一般的なぬいぐるみの持つ甘いイメージとは一線を画すものとなっている。猫のやわらかさ、しなやかさ、強さを表現することで、困難な時代に立ち向かう日本を応援する優れた招き猫が誕生した。

大賞受賞者個展

2012年度大賞受賞者 佐藤法雪個展 「猫人形の世界」
日時:2013年9月28日(土)~10月6日(日) 10/1(火)休館
開館時間:10時~18時
場所:瀬戸市新世紀工芸館 展示棟2階 ギャラリー
※大賞受賞作品は個展会場に展示してあります。