きんとうん(金と運)
真っ青な空に浮かぶ綿雲、注意しながら良く見て下さい。きらっと光る雲があれば、それは「きんとうん,金と運」に間違いありません。猫神様は宝物と福をどっさり持って、頑張っている人の所へやって来ます。ズルをする人には来てくれません。猫神様は雲の上から皆の様子を良く見ていますよ。人にはやさしく、思いやりを持って接して下さい。困った人には手を差し伸べて下さい。そうすればきっとあなたの所へも来てくれますよ。
- 作品番号
- 50
- 作品概要
- 幅40×奥行35×高さ45cm 素材:紙粘土(その他)
田中かずみ / Kazumi Tanaka
創作紙粘土協会・準師範プロフィール
私が子供の頃は、工作になる材料が少ない時代でしたので、捨ててしまうような物を大事に取って置き、思いつくまま創造の世界に没頭していました。どんな事でもとことん納得するまでやり遂げないと気が済まない凝り性で、人から見たら無駄な物ばかりだったかもしれません。でもそれが今では作品作りのアイデアとなり継続出来る原動力になっていると思います。唯一物作りの根底が覆されたのは猫作りでした。「なぜ猫にならないのか?」毎日粘土と格闘して、何百個作ってもその中で満足出来るのはほんのわずか、まだ着色していない猫の方が多いかもしれません。これからの作品の傾向として、顔や手が動くからくり猫や母となり子供と共に経験した思い出を織り交ぜながら、人間に一番近い猫にその思いを込め制作して行こうと思います。「猫ってこんな仕草もするよね」と思わずうなずいてしまう様な、楽しく心が癒される作品になれば良いですね。
・通信教育にて人形制作を学び、その後うさぎやねずみ等、
動物をモチーフにカントリー調の作品を制作。
・1994年 主婦と生活社「私のカントリーNo.8」でドールハウス2作品掲載。
・1996年 ひかりのくに(株)「紙ねんどの小物集」に8作品掲載。
・1997年 第14回東急ハンズ大賞展にてドールハウス入選。
・瀬戸の招き猫祭りがきっかけとなり、猫を作り始める。
・2002年8月(株)世界文化社「第7回家庭画報大賞展」にて猫の七段飾りのお雛様「準大賞」。
・2003年「猫びより」No.11号で準大賞作品と制作中の作品が紹介される。