2013年出展作品
マネ・キネコ
妖怪「マネ・キネコ」
店や部屋の片隅にいつの間にか住み着いている。
住人をじっと観察してこっそりまねをして生活し、
その人の最も望むものを理解し招いてくれるという
まことにありがたい妖怪。
異国から伝わって来たという説がある。
ただし、まねされているのを知らずに悪い事をすると
何もせずに消え去ってしまう。
- 作品番号
- 51
- 作品概要
- 幅12×奥行20×高さ18cm 素材:石粉粘土
田邉美哉 / Miya Tanabe
造形作家プロフィール
もともと猫好きで猫をモチーフにした物に常に興味を持っていたのですが、その中でも招き猫の不思議な魅力に取り付かれ独学で造り始めて数年です。今も変わらず楽しんで造っています。可愛らしく、見ていると和むのだけれども、根本は謎めいていて神秘的な媚びない眼差しを向けてくる。私の持つそんな猫のイメージを立体作品で表現してみたいという思いで作品造りに取り組んでいます。
平成8年 岡山大学教育学部特別美術 卒業
平成8年〜11年 中学校にて美術講師として勤務
平成12年 招き猫造りを始める
平成13年〜倉敷市、岡山市等でグループ展、個展を行う
平成20年 伊勢市で招き猫展を行う