藤の花が盛りを迎えた頃、塗笠をかぶり藤の枝を肩にした美しい娘が現れる。藤の精である娘は恋を知った娘心を可憐に踊り、やがて浮気な男心のつれなさを踊って見せる。そして藤の木に酒を注ぐと美しい花が咲くという言い伝えにちなんで、藤の精である娘が酒に酔っていく様を艶やかに踊る。
歌舞伎舞踊の演目でもある艶やかな藤の精を、猫で表現します。それはまさに「愛」を招く招き猫のようです

作品番号

95

作品概要

幅75×奥行5×高さ100cm　素材：木製パネル　油彩額

ゆみこ / Yumiko

画家

プロフィール

毛並みにこだわったリアルでシリアスな猫から、歌舞伎・浮世絵などを題材にした猫、
ちょっと癒し系でコミカルな猫まで、愛すべき猫たちを心をこめて描いています。
現在、愛猫アメリカンショートヘアーのみいちゃんと京都で同居中。
原画の販売はもとより、オリジナル猫グッズの制作にも力を入れています。
今後は絵画にとどまらず、物語の執筆、立体作品の制作など精力的に新しい事に挑戦していきたいと思っています。
よろしくお願いいたします。

2007年に「工房レトロ（kobo-retro.com）」に参加。
「猫心～にゃんはーと～」ブランドを立ち上げ、猫画・グッズ販売を開始
ゆみこ(猫心)とみゆき(和福猫)のコラボレーションブランド「ＭｅｗＭｅｗ」としても活動中。