2013年出展作品

魔女猫ハウス

町外れの暗い森の入口に、魔女猫ハウスが建っています。
そのお家の魔女猫が、得意とするのは魔法の煎じ薬。
神経痛から恋愛や呪いまで、叶わぬものがない強力な煎じ薬です。
だからこそ、魔女猫ハウスを訪れるのは、
誰しも少し戸惑います。

ヨーロッパでは、猫は魔女の使いとしてよく扱われています。
かわいいだけではない、猫の持っているミステリアスさや、
残酷さなどを含めた魅力をオリジナルガラスを用いて表現してみました。

作品番号
34
作品概要
幅30×奥行30×高さ60cm 素材:ガラス

児山 梨香プルチーノ / Rica-Pulcino Koyama

ガラス作家

プロフィール

ほのぼのとした、毎日の小さな幸せを大切に暮らしています。
物創りは、そんな私の想いの結晶。
粉や粒状のガラスから創るオリジナルガラスなどを用い、
ステンドグラスや独自のワイヤーアートの技法などで、
幼い頃から大好きだった『かわいいもの』を表現しています。
見てくださった方の心の中に、
ぽっちりとちいさな灯りが燈ったら、
私にとって、それはなにものにも代えがたい幸せです。

横浜生まれ。
20代~30代と主にヨーロッパを一人旅して、がラスの美しさに心を惹かれる。
イタリアに住み、デザインを独学で勉強。
帰国後、ステンドグラス工房のアシスタントを勤めながら、
ソロの創作活動を始める。
2001年独立。
幼いころの記憶や思い出、旅のカケラなどを集め、
『ちびりかちゃんの見た夢』をテーマに、
絵本のようなメルヘンチックな作品創りで活動中。