2014年出展作品

「視線の先は」

幻想的な雰囲気を持ちながらも、見た目は猫そのままと言った招き猫が理想です。今回は、何かを呼び寄せるかの様な「見返り猫」を目指しました。
猫が持つ不思議な魅力を妖精や仙女らのイメージに重ね合わせ、色やタッチで表現しています。中でも瞳の部分は、生命感の要として、いつも苦心する所です。
この猫も神秘的な目力で、人が見えないものまでも見通しているかも知れません。

作品番号
42
作品概要
幅28×奥行28×高さ34cm 素材:フェルト 原毛

酒井聖洋 / Masahiro Sakai

フェルトネコ作家

プロフィール

猫に特化してニードルフェルトの作品を作っています。
本物の猫が持つ生命感や可愛さを表現したいと考えているので
写実的な表現を軸に、針金やキャッツアイとか使わず羊毛のみで作っています。
形としては全体像や部分的なものにこだわらず、本当に居そうで、でも居るはずないなという感じを大切にしたいと思っています。

平成元年 京都市立芸術大学 卒業
2006年頃 妻と二人でフェルト工房マルハウス結成
2007年 上賀茂手作り市 出展始める
その後、手作り市を中心に活動
いくつかのギャラリーや雑貨店でグループ展も行う