2014年出展作品
大アルカニャ
タロットカードのうち22枚で構成される寓意画を大アルカナと呼びます。
アルカナとはラテン語の「机の引き出し」という意味で、そこから隠されたもの、神秘を意味するこのタロットが生まれました。
見る人の隠された神秘・運命を引き出すパワーのあるタロットになればと思い制作しました。
- 作品番号
- 47
- 作品概要
- 幅10×奥行16×高さ8cm(展示は幅40×奥行40cm) 素材:紙、木
松風直美 / Naomi Shoufu
カミノモノツクリプロフィール
紙のモノツクリ。
主に切り絵の画法で猫というモノを描く。紙を切るというシンプルな技法で、どこまで猫のしなやかさ・美しさが表現できるか、試行錯誤の日々だけれどそれが楽しみでもあるのです。そして時折、紙に「ことば」も刻みます。日本の文字は美しい絵であり、大事に残してゆきたいモノです。生きている猫と文字を、意思を持った猫を、物語のある猫たちを、作ってゆきたいと思います。
- 1990
- デザイン会社勤務を経て独立。以後フリーランス。
- 1992
- 工芸村「ことうヘムスロイド村」に参加。
- 1992
- ギャラリーCASA個展(京都)
- 1995
- 猫をモチーフに切り絵を作りはじめる
- 1999〜03
- 近江文化財研究所 個展(近江八幡市)
- 2000〜04
- いい福まつり 個展(彦根市)
- 2001
- ホームページ「ねこてもり」開設
- 2002
- アトリエ隣にギャラリー松庵オープン
- 2002
- ニューヨークの招き猫展参加
- 2003
- 来る福招き猫まつりin瀬戸にて個展
- 2004
- 「招き猫の宮」(菊地真・荒川千尋著)挿絵
- 2005
- 高島屋ミニ個展(岐阜)
- 2005
- フランス(リモージュ)・イタリア(ルッカ)の招き猫展参加
- 2001〜14
- ギャラリー猫町 個展(東京)
- 2004〜09
- 「猫の集会」(ヘムスロイド村)主催
- 2005〜11
- 陶と紙展 酒遊館(近江八幡市)
- 2003〜13
- 町屋と猫のイベント「猫の宴」開催
- 2012〜14
- パリ猫展(フランス)
以後、紙に関わった作品を作り続け、現在に至る。
著書「うそうそ時にその猫はやってくる」戎光祥出版より2004年刊行
「京ことば猫トランプ」2006年刊行ホームページ「ねこてもり」