2015年出展作品
お祭り猫の福招き
class="captionleft600">日本は古代から政治のことを政(まつりごと)とも呼び、祭祀の際には、神霊に対して供物や行為等、様々なものが捧げられ儀式が行われ、これら行事の全体を指して「祭」といいます。その目的や意義は様々であります。豊作を祈願する「五穀豊穣」を始め、「大量追福」、「商売繁盛」、「無病息災」、「夫婦円満」、「子孫繁栄」、「家内安全」など「招福祈願」します。猫が粋なねじり鉢巻きで、ユーモラスな「ひょっとこ」と福の象徴である「おかめ」の面をつけ、腰からは縁起を担ぐ大きな鯛をぶら下げて、背中には赤いたすきがけをして、福招きの踊りをしているところです。
- 作品番号
- 22
- 作品概要
- 幅38×奥行59×高さ37cm 素材:紙、紙粘土、和紙、布
菊池美登利 / Midori Kikuchi
造形作家プロフィール
貴展には数回出させて頂いております。ありがとうございます。
毎年私の制作の励みと刺激になっています。現在は4匹の猫と一緒ですが制作意欲につながっています。猫の何気ない型の新しい作品やバッグ、ブローチ、また5年ほど前から長崎刺繍のボランティア活動もしていますので、その技術を作品に生かしていきたいと思います。また長崎という場所は街中に猫も多いところですので猫の仕草や表情の参考になります。これからも沢山の猫さんたちを作っていきたいと思っています。
長崎生まれ長崎育ち
地元の鶴鳴女子高等学校を卒業し地元の三菱関連企業に就職しました
猫を制作するようになったのは、私の趣味の古布屋さんで猫の人形に出会った事がきっかけでした、とても可愛い猫様でしたので、自分なりに工夫して素材を変えたりいろいろ試しました。結果、和紙と粘土を使った現在の形になってきました、最近は紙と布も併用しています。