2016年出展作品
三段福重親子招猫達磨起上小法師
「さんだんふくがさね おやこまねきねこだるま おきあがりこぼし」と読みます。
縁起物のだるまと招き猫を組みあわせて3つ重ねました。
高く挙げている手は遠くの福を、低くおいでおいでをしている手は近くの福を。
両手で金と人を招きます。
初出展ですが、自分で楽しみながら、
見てくださる人と一緒に幸せになりたいと願って制作しています。
- 作品番号
- 100
- 作品概要
- 幅20×奥行15×高さ45cm 素材:石粉粘土
渡邊 萠 / Moe Watanabe
人形作家プロフィール
武蔵野美大で日本画を学んだ後立体造形に興味をもち、1988年より球体関節人形の一人者、吉田良・天野可淡に創作人形を学ぶ。主に妖精、少女、動物などをテーマに作品を発表。個展、海外展は数十回に及ぶ。鎌倉、川崎、世田谷にて人形教室主宰。2011年に猫を飼い始めたことをきっかけに2012年パリ猫展に初めて参加し、猫作品を作り始める。2013年より縁起物の猫だるまを制作。パリ・NEKO・コレクション、北鎌倉古民家ミュージアムNEKO-EXIPOにて好評をきたす。2015年より伊勢おかげ横丁の招き猫店「吉兆招福亭」の依頼を受け、猫だるまと招き猫を組み合わせた「招き猫だるま」を制作。現在神奈川県藤沢市の猫雑貨店「山猫屋」伊勢おかげ横丁「吉兆招福亭」にて常設販売。その他ギャラリーの企画展などにも展示。創作人形の制作と、猫だるま・招き猫だるまの制作は人形作家として私の2つの支柱と考えております。
今後も両方ほどよくバランスを取りながら、マイペースで作り続けて行く所存です。
東京都出身・神奈川県鎌倉市在住。武蔵野美術大学日本画科卒業
少女、妖精、動物などをモチーにした人形を制作・発表。個展、グループ展、海外展多数。