写真講座のご案内
一般的に言われる「いい写真」の基本条件をご紹介します
ピントが合っている
ボケている写真やブレている写真は、スピード感やライブ感が出て、目的によっては味のある写真となりますが、一般的にはピントがきちんと合っているほうがよい。
ほとんどのカメラは通常の撮影条件では自動でピントを合わせてくれますが、手ブレは起きやすいので十分注意しましょう。カメラは両手でしっかり持ち、シャッターはゆっくり押すこと。シャッターを押す瞬間にカメラが動かないようにします。カメラの感度を上げてシャッタースピードを上げるのもブレ防止の方法です。
光の捉え方がいい
猫などの毛のふさふさした動物を撮る場合は、特に光が重要で、真正面から光が当たると猫の毛の感じがうまく再現されません。ごく一般的には、被写体のななめ前方45度くらいの方向からやわらかい光が差し込む状況が望ましい。家の中で猫を撮影する場合は、間接光が差し込む窓際がベストポイントです。
写真の構図、トリミングがいい
構図は単純であればあるほどインパクトがあり、ドラマチックに仕上がります。なるべく背景に余計なものが写り込まないよう構図を考えると、被写体が際立ちます。一般的にカメラを構えたら同じ位置、同じアングルで撮ることが多いですが、撮影者が右に左に位置を変えたり、カメラのアングルを変えたりしてみてください。いろんな構図で撮影して、最も可愛い猫の表情を発見しましょう。
猫の自然な表情や仕草を、この3つの条件を満たして撮れば、きっと自分も、また他の人も「いいなぁ」と感じる写真になるでしょう。